2019年05月24日

2019年 第20週(5月13日~5月19日)

定点把握感染症

~伝染性紅斑 ~
加古川、朝来、丹波保健所管内で、定点あたり患者数が警報レベル開始基準値である 2 人以上となっています。

~手足口病 ~
福崎保健所管内で、定点あたり患者数が警報レベル開始基準値である 5 人以上となっています。


全数把握感染症(すべての医療機関から報告を求める感染症です)

~百日咳~
今週、24 人の報告があり、今年の累積患者数は 280人となりました。性別分布は、男性 128 人、女性 152人、年齢分布は 5~9 歳が 38%、10~14 歳が 27%、0 歳 6%の順で多く、成人も 21%を占めています。
推定感染経路として家族内感染が 64 人から、学校での流行が 39 人から報告されています。
長期間続く咳が特徴ですが、ワクチン未接種の乳幼児が感染すると、嘔吐や無呼吸を伴い、重篤化しやすいので注意が必要です。また、乳児期にワクチン接種を受けていても、終生免疫は得られないので、成長五に感染することがあります。


【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2019年5月23日更新)