2018年04月02日
2018年 第12週(3月19日~3月25日)
定点把握感染症
定点あたり患者数は今週 4.24 人(先週 6.99 人)と減少しました。
地域的にも、県内 17 保健所管内すべてで、定点あたり患者数が 10 人未満となり、警報及び注意報レベルの保健所管内はなくなりました。
直近の 5 週間に県内の定点医療機関から報告された患者 12,107 人の年齢分布では、5~9 歳 29%、0~4歳 21%、10~14 歳 16%の順で、15 歳未満が全体の 66%を占めています。
インフルエンザの入院患者を対象とするサーベイランスでは、今週 15 人(先週 20 人)の報告がありました。
今シーズンの累計は 1,049 人となり、うち 145 人が集中治療室、人工呼吸器、頭部 CT 検査等を利用しています。
患者の年齢分布は 80 歳以上 29%、1~9 歳 24%、70 歳代 14%の順で多くなっています。
学校等の臨時休業発生状況では、今週 4 件(先週 48 件)と報告数が減少しました。
内訳は北播磨と淡路の小学校で学年閉鎖各1件、阪神北の幼稚園と北播磨の小学校で学級閉鎖各1件となっています。
学校が春休みに入り、患者数はさらに減少することが予想されます。
【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2018年年3月29日更新)