2019年05月17日

2019年 第19週（5月6日～5月12日）

定点把握感染症

～咽頭結膜熱 ～
芦屋保健所管内で、定点あたり患者数が警報レベル 開始基準値である 3 人となっています。

～伝染性紅斑 ～
丹波保健所管内で、定点あたり患者数が警報レベル 開始基準値である 2 人となっています。


全数把握感染症（すべての医療機関から報告を求める感染症です）

～百日咳～
今週、13 人の報告があり、今年の累積患者数は 252 人となりました。
性別分布は、男性 112 人、女性 140 人、年齢分布は 5～9 歳が 38%、10～14 歳が 27%、 0 歳 7%の順で多く、成人も 19%を占めています。
推定感染経路として家族内感染が 55 人から、学校での流行が 33 人から報告されています。
長期間続く咳が特徴ですが、ワクチン未接種の乳幼児が感染すると、嘔吐や無呼吸を伴い、重篤化しやすいので注意が必要です。
また、乳児期にワクチン接種を受けていても、終生免疫は得られないので、成長後に感染することがあります。


【兵庫県感染症情報センターより参照】
（2019年5月16日更新）