2019年07月26日



手足口病が流行しています。注意しましょう。


手足口病とは


手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。
主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。


感染経路と症状


感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)が知られています。
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。
発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。


予防について


手足口病には有効なワクチンはなく、また手足口病の発病を予防できる薬もありません。
治った後でも、比較的長い期間、便などからウイルスが排泄されることがあります。また、感染しても発病はせず、ウイルスを排泄している場合があります。

感染を広げないために
★手洗いをしっかりすること
★排泄物を適切に処理すること
特におむつ交換をする時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。


問い合わせ先


保健センター
電話番号:0791-46-8701
FAX:0791-46-8705