2019年第51週~インフルエンザ、梅毒 ~

2019年 第51週(12月16日~12月22日)

定点把握感染症

~インフルエンザ~
 定点あたり患者数は今週 16.27 人(先週 10.09 人)と増加しました。
地域的には、県下 17 保健所管内中、 姫路市及び福崎保健所管内で警報レベル開始基準値(定点あたり患者数 30 人)を超え、龍野、赤穂、丹波及 び洲本の 4 保健所管内を除く 11 保健所管内で注意報レベル基準値を超えています。
 直近の 5 週間に県内の定点医療機関から報告された患者 7,140 人の年齢分布では、5~9 歳 38%、10~14 歳 21%、0~4 歳 20%の順で、15 歳未満が全体の 79%を占めています。
 インフルエンザの入院患者を対象とするサーベイランスでは、今週 41 人(先週 36 人)の報告がありました。
今シーズンの累計は 100 人となり、うち 18 人が集中治療室、人工呼吸器、頭部 CT 検査等を利用しています。
患者の年齢分布は 1~9 歳 51 人、80 歳以上 12 人、10~19 歳 10 人の順で多くなっています。
 臨時休業の施設別発生状況では、今週 179 件(先週 87 件)の報告がありました。
内訳は学年閉鎖 17 件、 学級閉鎖 162 件で、施設別では、幼稚園 15 件、小学校 134 件、中学校 29 件、高等学校 1 件で、龍野を除く すべての保健所管内から報告されています。
このほか、県内の社会福祉施設から今週 6 件(先週 5 件)の集団発生の報告がありました。
 当研究所では今シーズン、県内の患者から AH1pdm09 56 件、AH3 亜型(A 香港型)3 件、B 型(Victoria 系統)1 件のインフルエンザウイルスを検出しています。
 インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です。
また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。


全数把握感染症(すべての医療機関から報告を求める感染症です)

~梅毒 ~
 今週 4 人の報告があり、今年の累積患者数は 282 人となり、昨年の累積患者数 271 人を上回りました。
 性別では、男性 162 人(昨年比 0.85)、女性 120 人 (昨年比 1.5)と女性の増加が目立ちます。
年齢階級別では、男性は 40 歳代 27%、20 歳代 25%、30 歳代 20%の順で多く、女性は 20 歳代 41%、10 歳代 27%、 30 歳代 14%の順で多くなっています。
 病型別では、早期顕症梅毒のⅠ期が 122 人、Ⅱ期が 77 人、晩期顕症梅毒が 5 人、先天梅毒 1 人、無症状 病原体保有者が 77 人となっています。
 感染原因は、性的接触 246 人(異性間 216 人、同 性間 6 人、不明 24 人)、母子感染 1 人、その他 1 人、 原因不明 34 人で、推定感染地域は国内が 235 人、国 外が 3 人、不明が 44 人でした。


【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2019年12月26日更新)

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