2020年第3週~インフルエンザ、梅毒~

2020年 第3週(1月13日~1月19日)

定点把握感染症

~インフルエンザ~
 定点あたり患者数は今週 16.59 人(先週 19.25 人)と減少しました。
地域的には、県下 17 保健所管内中、 朝来保健所管内で警報レベル開始基準値(定点あたり患者数 30 人)を超え、西宮市、芦屋及び丹波保健所管 内を除く 14 保健所管内で注意報レベル基準値(定点あたり患者数 10 人)以上となっています。
直近の 5 週間に県内の定点医療機関から報告された患者 16,498 人の年齢分布では、5~9 歳 30%、0~4 歳 20%、10~14 歳 16%の順で、15 歳未満が全体の 67%を占めています。
インフルエンザの入院患者を対象とするサーベイランスでは、今週 79 人(先週105 人)の報告がありました。
今シーズンの累計は 419 人となり、うち 65 人が集中治療室、人工呼吸器、頭部 CT 検査等を利用しています。
患者の年齢分布は 1~9 歳 40%、80 歳以上 17%、70 歳代 13%の順で多くなっています。
また、インフルエンザ ウイルス A 型を原因とする急性脳炎が今シーズン 4 件報告されています。
臨時休業の施設別発生状況では、今週 105 件(先週 7 件)の報告がありました。
内訳は学年閉鎖 18 件、学 級閉鎖 87 件で、施設別では、幼稚園 4 件、小学校 80 件、中学校 17 件、高等学校 2 件、その他 2 件で、福崎 を除くすべての保健所管内から報告されています。
このほか、県内の社会福祉施設から今週 5 件(先週 13 件) の集団発生の報告がありました。
当研究所では今シーズン、県内の患者から AH1pdm09 89 件、AH3 亜型(A 香港型)4 件、B 型(Victoria 系統)2 件のインフルエンザウイルスを検出しています。
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です。
また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。


全数把握感染症(すべての医療機関から報告を求める感染症です)

~梅毒 ~
 今週 6 人の報告があり、今年の累積患者数は 12 人と なりました。
性別では、男性 8 人、女性 4 人、年齢階級別では、 男性は 40 歳代 3 人、20 歳代、50 歳代が各 2 人、60 歳代が 1 人、女性は 20 歳代 2 人、10 歳代、70 歳代が 各 1 人となっています。
病型別では、早期顕症梅毒のⅠ期が 5 人、Ⅱ期が 4 人、無症状病原体保有者が 3 人となっています。
感染原因は、性的接触 10 人(異性間 8 人、不明 1 人、 記載なし 1 人)、 原因不明 2 人で、推定感染地域は国内 が 6 人、不明が 6 人でした。

【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2020年1月23日更新)

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